心なくこちらを扱ってくる人にたいして、とてもつらく思う。こういう感じをみなさんも、近くの人から受けないでしょうか。
会社や学校などでなんだかウマが合いそうと思い、接近する。仲良くなってくる。それに伴って相手のこちらの扱いが、ひどいものになる……。ブログのコンテンツでご紹介したご本の「エディ、あるいはアシュリー」に、こちらが弱く出ると相手は強く出ます、というようなことがあります。それが続くと人によっては、どんどん尊大なパーソナリティを見せてきます。
だんだん、いいように扱われてくる。ぼくのある一つの例ですが、
その人は、まずこちらのいうことを聞き流すようになりました。答えたくないことは無視。こちらが話していても、絶対自分のしたい話を被せてきます。そして、その考え方を押し付けてくる。こちらは、そんな考え方もありますね、というと不機嫌になる。
無力を感じさせられる。ぼくは、会社でこれに抵抗したことがあります。
偉そうにしてくるのを負けないようにこちらを弱く見せないように相対しました。態度や言葉遣いをこちらも強くしたのです。相手は「力関係をわからせるために」つまらないことをいろいろしてきました。挨拶をしても無視とか、小さなことをいちいち注意してくるとか。その人に聞かなければならないことがあり、近くへ行き名を呼ぶと、聞こえないふりしてどこか遠くへと行く。自分が上と思っているから、その関係でないと間違っている=正義をしていると思ってるっぽい?
無力感を与えてくるような人とは、綺麗に縁を切るのがよろしいと多くのかたが言われております。
ぼくもその人に挨拶しないようにしたし、話しかけないようにしました。
不思議なことにこちらが無視した方が逆に相手から擦り寄ってくることもあります。
ぼくは本当に混乱する。こちらは縁を切ったつもりなのに、あなたがそうするからぼくもそうしますね、と、なのにまた近づいてきて。失ったものには価値を強く感じがちというものでしょうか。その人を、信じようとはしてみる。でも相手は「力関係」の継続はしたいみたいで、こちらは辟易する。また、関係は冷えました。(最終的には距離を置いた、たまに話すくらいの感じになりました)。
人間性を成長させずに仲直りしてもだいたい無駄であります。
自分を変えられる人って少ない。いざこざが起こる。別れる。しばらくして仲直りする。そしてまた結局、別れる。このパターンは、両方がそれとも問題を作る一方が人間的に幼いからです。もし、相手に成長がなく、それでも関係を保ちたいならば、こちらが、相手の親や兄/姉になる(!)くらいのメンタルにならないとうまくいかない。
会社に1人おとなな女性がおりました。ほとんど自分から話さず、話しかけてきた人には誠実に対応し、みんなに好かれてるかたです。こんなふうに距離を常に取っていたほうが安全なんだな、と思いました。さびしさで近づいちゃうと、幻滅する。だってたいていその人もさびしくて、お互い甘えようとしてるのだから、どちらもどちらをも支えられなくて。たいていそのお互いに支えてほしいという思いが、つまらない小さなケンカの元のように見えます。大したことでもないのに、怒ってみせるのも、上から目線してみせるのも、泣いてみせるのも、甘えです。つまり、自分の思うようには支えてもらおうと、泣き喚いているのです。大人のかたでもですよ。
けっきょく、何かしらの問題が起こったことは確かです。そのことを考えてなぜなのかを見て、じゃあこれからはそんなことが起こったらどうするか、という道筋を頭の中で作ること。(物語の登場人物たちはどう人間関係をこなしたでしょうか?)。そういう人間的な成長を積み上げていくのが、仲直りするための、というかそもそもお互いにいい大人として付き合っていく方法だと思いました。
→ぼくのプロフィールにぼくは人間関係が苦手と書いていますが、ぼくは、ふつうに対応してもらえれば、ふつうにできます。一部の人からは、とてもまともすぎる人(ってなんだろ)って言われます。でも、集団に属すると、攻撃的に扱われてしまうのは、どこか、ぼくの見えていない部分があるかもしれません。これは、課題ですね。いつか何か見えましたら、またそのお話を聞いてください!
《結論としては》仲直りして、そこから破局しないために。
- 仲直りを迫られたら相手が人間的に成長してるかをしっかりみる。
- 自分もそのように成長を心がける。
- 相手が変わっていないなら、その人に対して、子供や下の子に対する親や兄/姉のようなメンタル姿勢をもつ。
- 正直、相手といるのがつらいなら、関係をキッパリ切っても、自分が悪いわけではないと思う。相性が悪かったってことです。
以上であります!
今日までにご紹介したご本たちの写真になります。毎月末、これをします。先月していないのでそれは今日いまここでいたしますね。
興味ある物語がありましたら、ホームから、それぞれのページへお入りください。
今回は以上になります。
若いかたにも大人のかたにも、今日、いま、あなたの青春の時間に参加させていただいたことに感謝いたします。
それでは、また!