傷ついたとき、それに振り回されない道は。星霜に願った。救いたまへと。

完全なる無にも素粒子は生まれる(日記)

生きるということは常に痛みが現れるということですね。

世の中、いろいろな人があるものです。(意図して、また同じように、意図せず)心を傷つけてくる人がいたりします。

社会を(世界を)歩んでいくというのは、時間に比例して哀しさが積もっていくもののようにぼくには思えることがあります。

今回の目的は、心が傷ついたときにどのように対処したらいいのだろうかを考えることです。

結論としては、お察しの通り、メンタルのコントロールです。その方法は?

まず、前提の知識です。人は善でも悪でもないと知っておくことは、まず必要かと。人の特性として、簡単にいうと、理解できるものは受け入れるし、理解したくないものは受け入れたくない、みたいな。また、自分より愚かだと思っていた相手に秀でたところを見出すと怒りを感じてしまう、とか。この手の知識はぜひ、さまざまな物語から得る方法もあると思います。

人を邪険に扱う。こういう人たちも同じような扱いを受けて傷ついているのだとぼくは思います。ようするに、社会的に(傷つきやすい)弱いもの同士で、不毛な生産性のないたたかいをしているのです。わずかな差で、一喜一憂しているのです。(逆に社会的に強い人たちは、日常において丁寧なおもてなしを受けやすいのでそういう意味では無意味な傷つきは少ないのかも知れません、ぼくは、強者になったことがないので予想です)。

やさしい人もいる、すれ違いでたたかいになるときもある。ぼくも、勘違いで、たたかったりすることがあります(少なくともいまのぼくにとって、現在進行形ですよ、これは。完璧には無くせません。迷妄になることはあります、汗)。なにも相手は悪くないのに、縁を切ったり、相手にきついことを言ったり、です。あとから、その人がなぜそんなことをしたのかを悟るのです。愚かですね。

傷ついても、それは、つらいですけれども、世界ってこういう傾向だよねって思うこと。重要なのはつらい目に遭ってるのは、「あなただから」ではないのです。誰もが日々、いろいろなところで、きつい目に遭っているのです。

そして、そんなことは3日もすれば忘れると認識してください。人間、生きる力というのは自然に湧いてきます。ぜんぜん湧かない場合は鬱かも知れず、専門家を頼ってみてください。

世界に甘えないことが試されているのです。ぼくが物語を通してブログでお伝えしているのは、あなたが、きれいに生きることへのお手伝いであります。

結局、世界とはあなたがどのような考え方で理解するかが、ポイントになります。嬉しい時だけ世界がすてき、悲しい時は世界は最低、ではないほうがよろしいと思います。嬉しい世界はそのままでもいいのですが、哀しい世界も「普通にあること」を認識されてみてください。そしてその哀しい気持ちもそんなに長続きしないことも。

あなたはもしかして、誰かに気持ちを聞いてほしいと思うかも知れません。

聞いてもらってください。でも、こんな人がいてあの人最低、なんて言わずに、ちょっとこういうことがあって傷ついたんだよね、くらいの話にしましょう。そして、そのあなたを傷つけた人を怒る人ではなく、あなたの傷に共感してくれる人に、つらさを話しましょう。人の悪いと思えるところを言うということは、愚痴にすぎません。傷は癒えるような気がしますが憎しみも生まれます。

どうしても、相手の「悪」が気になるならば、慎重に、読み解いてみてください。なぜ、相手はそんなことをしたのか? ここでは、あなたの経験と知識で考えてみてください。感情をなるべく排して。相手の気持ちを予想することが大事と思われます(そして、もしかして、先にあなたが相手を動揺させることをしなかったかも考える要素です)。

それで、相手がやはり悪いと結論しても、その受け止め方は変わっている可能性が高いです。

気持ちはひどい状態でも、とりあえず、これは解消するものだ、と思えたら、もう、そのことについては、気持ちのコントロールを人に頼らなくていいとぼくは思ってます。

自分で気持ちの解消ができるならば、誰かに振り回されないメンタルを手に入れたのです。今回はもう、気持ちのお世話を人にしてもらわなくていいのです。

コントロールできそうだけど、この苦しみはキツすぎる、というときは、少しでも早く寝てください。気持ちのリセットです。起きたあとは、今日はいつも通り生活してみることに集中する。いつも通りとはいかないとは思いますが、それでも。

ちまちま起こる日々の、感情を害するこのようなことをうまく対応していくこと、それは、本当の意味で心地よい生活、を営んでいくために必要なことではないでしょうか?

今回は以上になります。

若いかたにも大人のかたにも、今日、いま、あなたの青春の時間に参加させていただいたことに感謝いたします。

それでは、また!

管理人
アリサカ・ユキ

ぼくはずいぶん長い間とても弱かった。勝手な自己主張の上手い人たちに、いろんなやり方でいいように扱われていました。

物語からほんとうの強さというものを知りました。それは、なにかをわかること、そして、それへのやさしい想像力で得ることもできる、ということ。ぼくは卑怯な人に抵抗できるようになった。優しい人の味方になれるようがんばれるようになった。

あなたを翔けさせる素晴らしい物語たちを伝えたいです。

毎週、月曜日の更新を心がけます(変則的になる場合があります)。

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管理人はトランスジェンダーであり、トランスエイジです。

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