小林秀雄があるご本で近代美を評した時にこのように言いました。
「美が欲しいのではない、生理的快感が欲しいのだ。何物も教わりたくない、ただすべてを忘却したいのだ。時間を消費したいのだ。見たくないのだ。酔いたいのだ。」
そして、その方向へ向かうのは「大衆」がそれらを求めているからだと。
もちろん、ぼくらも大衆です。たしかに、ぼくたちは、美、や、芸術、というものに対したとき、彼の言ったような、生理的快楽、時間の消費、酔い、などを期待しているのかもしれません。
また、前記のエッセイで、
「ドフトエフスキイが初めて我が国に輸入された時、(ある種の)作家たちはリアリストになっており、この光景を眺めてぼんやりした。」(要約・アリサカ)。
日々は過ぎていきます。ぼくたちは、社会で生きることでストレスが溜まるのだし、その解消として、たまに、イラスト本を見たりもしますよね。そこには、リアルでなくロマンが欲しい!!
ただ、好きだ、という気持ちで眺めてもしあわせだし、それをお手本にして描いてみるのも楽しいですよね。
ぼくはここでイラスト本について語ろうと思います。何度か絵を描くことに挑戦したけれども、長く続けられる気力が生まれませんでした。そんな、「見るだけ派」である人間のイラストへの愛の言葉です!! リアルからロマンへ行きましょう!! あなたと想いを共有できるとうれしいです!!
「スタンダアルは、この世から借用したものを、この世に返却したに過ぎない。
彼は己の仕事が世を動かすと信ずる前に、己が世に烈しく動かされることを希ったのだ。」
ボックス内、引用 小林秀雄初期文芸論集 岩波文庫

イラストのご本を紹介してくれる方は、
新しいお友だちです!!

ルクレツィアと申します。
好きな食べ物はお好み焼きです。

じ、自己紹介、それだけなのかな!!

お好み焼きから、
わたくしのパーソナリティを
想像してもらうゲームです。

読者のみなさま、
メンドな子でごめんなさい!!

イラスト本のご紹介は、後ほどさせてください。
今は、新企画のご紹介まで。

それでは、
お楽しみにしていてくださいね!!