《悲劇と太陽神》人生、つらいことばかりなの!! 生きづらいパーソナリティというのがある!!(それでも幸せな人、不幸な人 「今ある大事なもの」に気づく心理学 加藤諦三 三笠書房)

悲劇と太陽神(自己啓発のチャット風活劇)

嫌なことがあると、引きずってしまう人。

どうしても、クヨクヨしません? もう少し、気持ちが楽になれたらいいですよね!!

今回の「悲劇と太陽神」は、「それでも幸せな人、不幸な人 加藤諦三 三笠書房」のご紹介になります。『』内は、ご本の引用文になります。

シークエンス1

アリサカ
アリサカ

『「すべての悩みがなくなるような力を求めてはいけません」

と古代ギリシア哲学者エピクロスは言っている』。

タオニ
タオニ

悩みはいつでもあって辛いわ。

苦しまなくていいのなら、

それが一番、

と思うのだけど……。

太陽神
太陽神

まあ、悩みなく生きているとすれば、

まわりが相当がまんしている可能性があるな。

論語の孔子ですら、

七十歳を超えて、やっと、

自分の自由気ままをして

他人に嫌な思いをさせなくなったというぞ。

そうですね。

だけど、ぼくたちは

遭遇した苦しみから

逃れようとはします。

痛みを痛みのまま、

持つことはとても我慢が必要です。

悲劇
悲劇

ふむ!!

意識というのがある桎梏かな!!

シークエンス2

最近、あったのですが、

ある病院へ行ったのです。

そこで、受付の人が、何か態度が悪いのです。

こちらを責めるような態度で、

荒々しく対応するのですよ。

あ、ひどいな。

ぼくは、病院を出たとき、とてもつらかった。

なぜ、責められたのか、なに、が悪かったのか、

思い返そういとしました。

 
そして、理由を見つけ出せず、

その理不尽な受付の人を、

心の中で、ずーっと責め立てました。

つまり、ぼくは怒っていたのです。

人生において、問題は常に発生する。

悩みがなくなることを願うということは

甘えだ。

自分を特別扱いしてください、という

特権を望んでいるようなものだ。

 
とうぜん、そんな願望を

叶えるものなどいないのだぞ。

はい。

ぼくたちは日々のストレスに

うまく付き合わなくてはなりません。

 
さて、病院の受付の人ですが、

『現実の苦しみと心の苦しみは直接にはまったく関係がない』

のです。

なるほどね!!

わかってるじゃない!!

え、どういうことですか?

つまりさ!!

現実の苦しみは

態度を悪く接客されたことね!!

んで、

心の苦しみは

そのことによってアリサカが考えてしまったこと!!

その考えることが、

だいたい自分をすごく苦しめる内容なのです。

ぼくの意識が、

『生きることそのことが困難なのではなく、

生きることを困難に感じるパーソナリティ』

なのね。

わかったよ!!

つまり、現実に起こることに対して、

ものすごく重い意味づけをしてるのね!!

そうなの。

じっさい、受付の人がなぜ、

そんなに責めるような感じだったのかは

わからない。

忙しかったのかもしれないし、もしかしたら、

病院の人間関係が悪いのかもしれないわ。

 
言えることは、

ぼくが特に何かをしたわけではないってこと。

普通に患者だわ。

それなのに、何かしらの意味をつけて、

クヨクヨと悩んでいたのよ。

無駄な時間だな。

なんのプラスにもならない。

シークエンス3

『何か些細なことで

急に

気持ちが落ち込んだり、憂鬱になったりする』

のって、

幼少期の経験で培われた、

繰り返し理不尽に扱われたことに対する、

憎しみ、だったりするそうですね。

 
ぼくの中には、とても黒いものが

渦巻いているのかもしれません。

それへの復讐をいま、

しているのかも……。

 
つまり、世界、人、を悪く見ているのね。

それだから、不安だし、責められたと感じる。

(いまここの)『現実の苦しみがないのに、

生きるのが苦しい人』って、

たくさんいるんじゃないかな。

 
さっき言ったように、

そんなひどい問題でもないことを

大袈裟にしてみたり、よ。

まあ、多くの悩みを言う者は、

自分の大変さやつらさを

よしよしして欲しいだ。

 
問題の解決をしたら、その甘えが

できなくなるから、

ちゃんとしたことを伝えても、

聞かない。

人間って、それほどに、

孤独なんですね。

ぼくもそうですけれど。

わかって、わかって、って、

言ってる。

大人になるって、簡単なことじゃないわね。

ぼくも試行錯誤です!!

がんばろう!!

はーい!!

すべての悩みが消えるなんてことはない。

どんなに歳を取っても、問題は出てくるだろう。

その問題に真摯に向き合えるか?

向き合うべきものと向き合っているか?

誰かに丸投げに押し付けたりしないか?

気をつけるように。

了解です!!

今回の「悲劇と太陽神」で語られた内容に興味が湧いたかたは、ぜひ、もっと自己を深く知ろう!!
下記のご本が元ネタです!!

管理人
アリサカ・ユキ

ぼくはずいぶん長い間とても弱かった。勝手な自己主張の上手い人たちに、いろんなやり方でいいように扱われていました。

物語からほんとうの強さというものを知りました。それは、なにかをわかること、そして、それへのやさしい想像力で得ることもできる、ということ。ぼくは卑怯な人に抵抗できるようになった。優しい人の味方になれるようがんばれるようになった。

あなたを翔けさせる素晴らしい物語たちを伝えたいです。

毎月、二度の更新を心がけます(変則的になる場合があります)。

このプロフィールの名前をクリックいたしますと、アリサカ・ユキの、本を愛する愛したい、そして、未来へ希望を持って欲しいかたがたへのより詳しいメッセージを読めます。

管理人はトランスジェンダーであり、トランスエイジです。

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